「健康寿命」と「和食」の関係は何処にあるの?

「健康寿命」と「和食」の関係は何処にあるの?

世界の中でも長寿国である日本です。

その背景には
「和食」という文化を含む、日々の食生活が大きく関わっています。

それでは
和食はなぜ健康寿命に影響するのでしょうか?

その理由と健康寿命をさらに延ばすための食事方法を紹介します。

日本人の寿命では
平均寿命と
健康寿命・・・とがあります。

厚生労働省が公表した
平成27年簡易生命表によりますと、
日本人の平均寿命は、
男性80.79歳、
女性87.05歳で、現在も延び続けています。

多くの方がご存知のように、日本は世界の中でもトップの長寿国ですね。

平均寿命とは「0歳が、平均してあと何年生きられるか」を示します。

また、
平均寿命とは別に、健康寿命という言葉が用いられることがあります。

健康寿命とは、
介護を必要とせず、自立した生活を送ることができる期間を指します。

日本の健康寿命は
男性71.19歳、
女性74.21歳・・・・です。

でも
平均寿命は大きく延びていますが、
健康寿命はあまり延びていないのが現状です。

なので
健康寿命を延ばし、平均寿命と健康寿命の差を短くすることが
今後の課題とされているのです。

寿命が延びても、寝たきりの生活では意味ありません。

そこで、和食がヘルシーなわけとは・・・

もともと海外で人気のあった和食は、
これを機にさらに注目されています。

ひとくちに

  ”和食 ”といっても型にはまったものではありません。

それは
地域ごとに環境が違い、各地域の食材や、素材を活かした食習慣があります。

なぜ「和食はヘルシー」と言われるのでしょうか・・・?

その理由を書きますと

その1に
一汁三菜のスタイルがあります。

和食は  ”一汁三菜 ”の基本スタイルがあります。

 ”一汁三菜  ”は、

・主食のごはん、
・汁物、
・主菜一品と副菜二品が揃った献立です。

具体的例としては、
汁物は味噌汁やすまし汁などです。

主菜は
・魚
・肉
・卵
・大豆製品・・・などを利用したメインの料理です。

また、副菜は
・野菜
・海藻類
・きのこ
・いも類・・・などを使用した料理をさします。

一汁三菜を揃えて摂ることで、
・炭水化物
・タンパク質
・脂質・・・などを理想的なバランスでとることができます。

この3つの栄養素は、人が生きていくために必要な栄養素でづ。

これを「三大栄養素」と呼ばれています。

その役割は次にあります。

・炭水化物

身体のエネルギー源になります。

・タンパク質

内臓、骨、筋肉などの材料になります。

・脂質

エネルギー源やホルモンの材料になります。

また、一汁三菜をそろえると、
三大栄養素がうまく働くために欠かせない
・ビタミンや
・ミネラル、
・食物繊維もきちんと補うことができます。

その2は
脂質やエネルギー(カロリー)が少ないです。

和食は、
・米などの穀類、
・野菜類、
・魚介類・・・・といったエネルギーが低い食材を使用しています。

肉類中心で、脂質もエネルギーも多い
欧米型の食事と比較すると、和食は脂質やエネルギーが低い食事といえます。

脂質やエネルギーの過剰摂取は、
肥満や糖尿病など、生活習慣病の原因となります。

また
・生食
・ゆでる、
・煮る、
・焼く
・和える・・・など、使用する油が少ない調理法も充実しています。

その3は
・素材や
・だしの
・うま味・・・などの活用です。

和食の特徴の一つにうま味の活用があります。

うま味はだしに含まれています。

たとえば、
・昆布、
・かつお節、
・にぼし・・・などからしっかりとダシをとることで、
      塩分、糖分が少なくても美味しさを損なうことなく、
      調味料の量を減らすことができます。

これにより、
高血圧などの生活習慣病を予防することができます。

また、
素材の味を活かすことができます。

その4は
発酵食品の利用です。

発酵食品には、腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスを整え、
腸内環境を改善する働きがあります。

腸内環境は食物の消化吸収や免疫機能に関わり、
健康維持と深く関係します。

和食は
・醤油や
・味噌
・納豆・・・・などの発酵食品を頻繁に摂ることができます。

だが
和食はヘルシーな食事ですが、弱点もあります。

それは、
・塩、
・味噌、
・しょうゆ・・・・などの調味料をたくさん使い、
         塩分摂取が過剰になりやすいということです。

塩分摂取量が多いと、
・高血圧
・胃がん、
・骨粗鬆症・・・などのリスクが上がります。

この、
高血圧は寝たきりの原因になる脳の血管が詰まったり、
切れたりする脳血管疾患、
心臓の血管が詰まる心疾患などの重度な病気につながることがあります。

また、骨粗鬆症は骨折のリスクを高めます。

脳血管障害や心疾患、骨折は寝たきりになるリスクが高く、
健康寿命を下げる原因となります。

和食で健康寿命を延ばすための3つのポイントとして

和食の良さを活かし、
伝統を守っていくことに加えて塩分対策が必要です。

塩分を控えるための対策は・・・・!

・ダシをしっかりととり、調味料を減らすことで、
 塩分量を減らすことができます。

たとえば、
味噌を使い塩分が高い料理である味噌汁の場合、
具だくさんにし、汁を少なくする、1日1杯までにするというようです。

また、
お酢、
柑橘類、
香辛料などを利用すると塩分を減らすためには、

酢やレモンやかぼすなどの柑橘類の酸味、唐辛子やカレー粉などの
香辛料をうまく料理に活用することです。

これで
味にメリハリがつき、減塩でも楽しむことができます。

和食には
漬物や
梅干し、
干物などの保存食があります。

これらは日持ちをさせるために、塩分が高く作られています。

なので、
日常的に摂取を意識して塩分の過剰を常に
気にしなければなりません。

このように和食は良いところが多くあります。

欧米のような肉や脂の多い食品は高齢になればなるほど
避けなければなりません。

そして
健康寿命を1日も長く保っていくとで、楽しくすごせるように
常に心掛けましょう。

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